友人のI君がまたコーヒーメーカーを買ったというのでそれを見に行った。
ちなみに彼の家にはコーヒーメーカーが、ボクが把握しているだけで4つある。これらは決して故障しているから買い足したとかそういうことではない。また新しいのを買ったからといって以前のを捨てるわけでもない。これがいかにおそろしい行動であるか賢明な読者はすでにお気づきであろう。そう、彼は彼自身が購入した重複する機能を持った物達によってそろそろ家から追い出されそうな勢いなのである。日本古来の表現で言うところのところてん方式である。
さて、そんなI君が新しく購入したコーヒーメーカーであるが、カセット式のものでその水を入れる容量が莫大なことからしても職場等で使われることを想定した商品であり、母一人子一人で暮らしているI君宅にとってはどう考えても不釣合いな物。
しかもカセットのカートリッジが結構なお値段で提供されているとのことで、それを聞いたボクが思わず
ボク「Iよ、一体何様のつもりでこんなものを買っているのだ」
と彼に尋ねると、I君曰く
I君「いや、これだとカセット式だから掃除するのとかが楽なのよ」
とのこと。しかし、大量のコバエ入り麦茶を平然と我々にすすめ、がっつり腐ってすっぱささえかもし出しているカレーを大盛りでボクに勧めてくれる彼の食生活において、そもそもこれまでのコーヒーメーカーを掃除したことがあったのか、という疑問がわいていたのだが、それはあえてスルーしてここに書くことにした。
まあそんなこんなでひとしきり話した後、晩飯に近くのマクドナルドに行くと行政書士のY先生が席に座っていた。
ちょっと挨拶した後、I君と飯を食っていたわけだが、Y先生は先に店からでた。
このとき、ボクは今まさにボクと飯を食っているのがあの友人のI君ですよ、と教えてあげようかと思ったのだが、Y先生が実物のI君をみてびっくりしてもなーということで言わなかったのだ、ということをI君に話すと、
I君「これが私(つまり友人のI君)だといって一番困るのは君自身だ」
というおよそ本人の口からとは思えないお言葉を頂いた。
というわけで、Y先生、彼が友人のI君です。
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